助動詞の使い分けができるように整理しましょう!
mustとhave toの違い、助動詞の慣用表現(had better etc.)、過去の推量を表す助動詞+完了形、shall I?/shall we?、May I?をまとめました。
助動詞を使いこなしましょう!
must & have to
Vしなければならない(義務)の助動詞、mustとhave toを整理しておきましょう!
Vしなければならない(義務)の助動詞
- must V
- have to V
You must study hard to be a good engineer.
優れた技術者になるためには一生懸命勉強しなければならない。
I have to study English hard.
私は英語を一生懸命勉強しなければならない。
mustのVにちがいない(強い推量)
must Vは他に、強い推量(Vにちがいない)の意味があります。
- Vしなければならない(義務)
- Vにちがいない(強い推量)
You must be tired because you have walked for a long time.
長い間歩いているのだから、あなたは疲れているにちがいない。
mustとhave toの否定
must notとdon’t have toは違う意味があるので注意しましょう。
must notには、禁止の意味があります。
don’t have toは、need not Vやdon’t need to Vに書き換えることもできます。
- must not V(Vしてはならない)
- do not have to V(Vする必要はない)
You must not forget what she said.
彼女の言ったことを忘れるな。
You don’t have to work so hard.
あなたはそんなに一生懸命働く必要はないよ。
助動詞の慣用表現
助動詞の慣用表現にも慣れましょう!
had better V
Vした方がいい
2語で1つの助動詞の働きをするので、否定文にすると、had better not Vになります。
親が子供にさとし聞かせるようなときに使われます。
You had better go to school today.
あなたは学校へ行った方がいい。
You had better not go to school today.
あなたは学校へ行かない方がいい。
would like to V
Vしたい
I‘d like toのように短縮することができます。
I’d like to go abroad.
留学に行きたい。
would rather V
むしろVしたい
I would rather go fishing.
私はむしろ釣りに行きたい。
I would rather go fishing than go camping.
私はキャンプよりもむしろ釣りに行きたい。
might as well V
Vした方がましだ
as V(Vするくらいなら)を加えることもできます。
You might as well throw your money away as lend it to that man.
あなたはあの男にお金を貸すぐらいなら、捨てた方がましだ。
used to V
昔はVしたものだった
過去の規則的な習慣や状態を表すときに使われます。
get used to Ving / be used to Ving(Vすることに慣れる)との、意味・文法的な違いを区別しましょう。
My father used to smoke.
わたしの父は、以前はよくたばこを吸っていた。
I couldn’t get used to being with him.
I couldn’t be used to being with him.
彼と一緒にいることに慣れることはできなかった。
would often V
よくVしたものだ
過去の不規則的な習慣を表すときに使われます。
My father would often tell me to do my best.
わたしの父はわたしに最善を尽くすようによく言ったものでした。
ought to V
Vすべきである
shouldと同じ意味で使われます。
You ought to study English.
あなたは英語を勉強すべきです。
can not/can’t/cannot+too/enough
- いくら・・・でも・・・すぎない
- いくら・・・しても十分ではない
You can not be too careful when you cross the street.
道路を横切るときは、どんなに注意してもしすぎることはありません。
I cannot thank you enough for your kindness.
あなたのご親切に対してお礼の言葉もございません。
助動詞+完了形(have Vpp)
現在から過去を推量するときに使われます。
cannot have Vpp(Vしたはずがない)
She cannot have been sick in bed yesterday.
彼女が昨日病気で寝ていたはずがない。
must have Vpp(Vしたにちがいない)
Something must have happened to Bob yesterday.
昨日ボブに何か起きたにちがいない。
may / might have Vpp(Vしたかもしれない)
I might have met him somewhere, but I cannot recall where.
私は彼にどこかで会ったかもしれないが、どこだか思い出せない。
should have Vpp(Vすべきだったのに)
shouldはought toにも書き換えられます。
You should have come with us.
あなたは私たちと来るべきだったのに。
shall I? & shall we? 〜行為を申し出る〜
行為を申し出るときに使います。
- Shall I V?(Vしましょうか)
- Shall we V? = Let’s V.(Vしましょう)
Shall I clean your room for you?
あなたの部屋を掃除しましょうか。
Shall we have dinner?
夕食にしましょうか。
May I? 〜許可を求める〜
mayには、推量と許可の意味があります。
May I?は、許可を求めるときに使います。
- Vするかもしれない(推量)
- Vしてもよい(許可)
He may be at his desk.
彼はたぶん机の所にいると思うよ。
May I use your computer for a couple of minutes?
あなたのコンピューターを少しの間使ってもいいですか。
May I~?はCan I~?よりも丁寧な表現だそうです。
許可を求めるフレーズは他にも、
- Would you mind Ving?
- Would you mind if I ~?
があります。
May I~?はCan I~?よりも丁寧な表現だそうです。
許可を求めるフレーズは他にも、
- Would you mind Ving?
- Would you mind if I ~?
があります。