【英会話】スピーキング上達のための習慣!『海外ドラマはたった350の単語でできている』

英会話
この記事は約4分で読めます。
スポンサーリンク

会話は言葉のキャッチボールです。英会話のためにはリスニング力(キャッチする)とスピーキング力(投げる)の両方が必要です。相手に伝えるためには、スピーキング力(投げる)を上達させる必要があります。

正しいファームで投げなければボールは変な方向に行ったり、相手に届かないでしょう。そのフォームを正すための習慣(1秒英作文1秒Q&A自分フィルター英作文)を『海外ドラマはたった350の単語でできている』から紹介します。

難しくはありません。本書で紹介されている350個の英単語を使って英作文をしていけばいいのです。

スポンサーリンク

『海外ドラマはたった350の単語でできている』

著者のCozyさんは、2年間仕事でアメリカに滞在していたそうです。

その際に、簡単な会話すら聞き取れず、言いたいことが何も言えなかった体験から海外ドラマ『Sex and the City』を分析し、その結果と英会話の学習法(リスニング、スピーキング)をまとめた一冊になっています。

英会話に必要な単語は350個!?

『海外ドラマはたった350の単語でできている』のChapter 1では、英会話に必要な英単語は350個である理由が述べられています。

『Sex and the City』に出てくる英単語数、そのうち1回だけ登場する英単語、2回だけ登場する英単語は以下の通りです。

  • 英単語数:1万2088個
  • 1回だけ登場:5188個
  • 2回だけ登場:1974個

割合にすると、約60%の英単語は1、2回しか登場しません。

『Sex and the City』に出てくる、同じ英単語を重複して数えた全セリフの語数は以下の通りです。

  • 全セリフの語数:29万4586個
  • 100回以上登場:335個 =1000回以上登場:49個+100〜999回登場:286個

割合にすると、約80%335個の英単語で構成されています。つまり、英会話ではこの約350個の英単語を使えばいいということです。本書では、この350個の英単語がランキン形式で載っています。

【英語との距離感】自分のLEVELを知る

本書では、「英語との距離感」を知る必要があると述べられています。「英語との距離感」とは、あなたのスピーキング力、リスニング力のLEVELのことです。

それぞれのLEVELは本書で判定できます。LEVELに合わせた学習法を実践しましょう!英会話のためのスピーキングの塔は以下の通りです。

スピーキングの塔

LEVEL 1:メイキング

LEVEL 2:メイキング

LEVEL 3:メイキング

LEVEL 4:メイキング

【LEVEL別】英会話のためのスピーキング力をつける学習法

LEVEL 1:メイキング

  • 判定試験:本書でお試しください
  • 目標:やさしい単語で短いセリフを瞬時に作ることができる
  • 学習法:1秒英作文
  • テーマ:瞬発力
  • 350個やさしい英単語を使って英作する
  • 一般的な英作文と違って、2秒以内(1秒英作文と名付けられていますが)に答える
  • 一般的な英作文と違って、優先順位はスピード(クオリティではない

LEVEL 2:メイキング

  • 判定試験:本書でお試しください
  • 目標:質問やさしい単語を使って瞬時に答えられる
  • 学習法:1秒Q&A
  • テーマ:リアリティ
  • 1秒英作文との違いは、自分の日常に特化
  • 1秒英作文との違いは、自分が主体(主語がI)である。

LEVEL 3:メイキング

  • 判定試験:本書でお試しください
  • 目標:心の動き複文で言うことができる
  • 学習法:自分フィルター英作文
  • テーマ:心の動き

自分フィルターは3つ

– 感情フィルター

I’m glad he is gonna come tomorrow.

– 認識フィルター

I know he goes to cooking school.

– 意見フィルター

I think he wants to say something.

  • ・このように、心の動き(I’m glad, I know, I think)を使って、複文で表現する学習法が自分フィルター英作文です。

LEVEL 4:メイキング

  • 判定試験:本書でお試しください
  • 目標:思いやりのフレーズを言うことができる
  • 学習法:思いやりのフレーズを覚える
  • Here you go!(どうぞ)
  • Cheer up!(元気出して!)
  • Watch out!(危ない!) etc…

まとめ

『海外ドラマはたった350の単語でできている』の巻末には、1秒英作文1秒Q&A自分フィルター英作文の練習問題があります。繰り返し練習することで、相手に正確に、テンポよくボールを投げることが出来るようになるでしょう。

外国人観光客の増加、東京オリンピックの開催によって、日本国内においても英会話の重要性が高まっています。スピーキング力の上達によって、外国の方に日本の素晴らしさを伝えられるチャンスでしょう!

実際のキャッチボールと同じで、最初は正確にボールを投げられないかもしれませんが、1秒英作文1秒Q&A自分フィルター英作文によってフォームを正し、英会話教室などで実践練習してみるのもいいかもしれません。

タイトルとURLをコピーしました