分詞構文でややこしいですよね?
でも英語の文章では、分詞構文で詳しく補足説明されたりするので、知っておくと便利です。
そんな便利な分詞構文をわかりやすく解説したいと思います。
基本形、受動分詞構文、分詞構文の時制のズレ、独立分詞構文の4つをまとめました。
また、僕が文法の勉強に使っている『文法レベル別問題集』を紹介したいと思います。
分詞構文をマスターすると、『ハリーポッター』などの洋書もより楽しめるでしょう。
僕が勝手につくった、『ハリーポッター』を使って楽しく学習する『ハリポタ学習法』についても書いているのでよかったらどうぞ!
分詞構文とは?
動詞を現在分詞や過去分詞に変えて、文頭、文中、文末に置き、「Vするので、Vするとき」のように副詞的に使う用法。
基本形
Working in a very difficult situation, the doctor never had any rest.
ひどく困難な状況で働いていたため、その医者は全く休むことができなかった。
- 「その医者がひどく困難な状況で働いていた」
受動分詞構文
Seen from a distance, the mountain looks like a dog’s head.
遠くから見ると、その山は犬の頭のように見える。
- 「その山が遠くから見られる」(受動の関係)
分詞構文の時制のズレ
Having been there before, Jim knew what to see.
ジムは以前にそこに行ったことがあるので、何を見るかわかっていた。
- 「ジムは何を見るかわかっていた」
- 「ジムは以前にそこに行ったことがある」(こっちの方が前の時制)
- 時制のズレがあるので、having Vppにする
独立分詞構文
All things considered, he did unusually well.
すべてのことを考慮に入れると、彼はとてもよくやった。
- 「すべてのことが考慮に入れられる」
- 主文の主語と分詞構文の主語が違う
- そのため、All thingsが残ったまま
- 独立分詞構文とは、このように主語が残った分詞構文
『文法レベル別問題集』
僕が文法の勉強として使っているのは、『文法レベル別問題集』です。
レベル別に①〜⑥までありますし、1冊のボリュームも少ないので、何回も繰り返せます。今回の例文と解説も、本書を参考につくりました。
わかったつもりではなく、無意識レベルまでわかってないと実践(TOEIC、英検、英会話)でいきてこないので繰り返すことをオススメします。
1回1回丁寧にやるよりも、繰り返して覚える意識でやれば、繰り返し易くなります。
さらに、分かった問題と分かっていない問題を振り分けてることで効率化できます。
僕は、分かったと思った問題にはシャーペンで1回目のチェックを入れて、次やるときにやっぱり分かっていると思った場合にはボールペンで上から2回目のチェックを入れます。
ボールペンでチェックを入れた問題はもう解きません。
レベルはTOEICや英検を目安にして選べるので参考にしてください!
TOEIC | 英検 | |
---|---|---|
レベル① | 250点〜350点 | 3級受験、3級合格 |
レベル② | 350点〜470点 | 3級合格、準2級受験 |
レベル③ | 470点〜600点 | 準2級受験、準2級級合格 |
レベル④ | 600点 | 準2級合格、2級合格 |
レベル⑤ | 600点〜730点 | 2級合格、準1級受験 |
レベル⑥ | 730点〜 | 準1級合格 |
まとめ
分詞構文の基本形、受動分詞構文、分詞構文の時制のズレ、独立分詞構文をまとめた記事でした。