ハリーポッター の英語小説に挑戦するのは、ハードルが高そうと思われるかもしれません。
しかし、ハリーポッター の英語小説に使われている単語の約80%は、中学、高校1年、高校2年レベルです。
さらに、『「ハリーポッター」が英語で読める本』では、ひっかかりやすい単語・熟語、イギリスの社会文化、魔法世界などについてまとめられています。この本で英語小説のハードルを下げれば、J. K. Rowlingによって書かれた本物のハリーポッターが楽しめるでしょう!
「ハリーポッター」が英語で読める本
『賢者の石』(the Philosopher’s Stone)は17章で構成されています。『「ハリーポッター」Vol.1が英語で読める本」』では、その17章の基本データ、語彙リスト、語句の説明などが書かれています。
基本データ
章の中で使われている語彙のデータ
語数:4618
会話の占める比率:28.1%
CP語彙レベル1、2カバー率:83.5%
- 中学生、高校1、高校2年生くらいまでに学習する基本的な語彙の比率
- CP語彙レベル=コスモピア(語学系の出版社)が作成した語彙リスト
固有名詞の比率:4.9%
『賢者の石』(the Philosopher’s Stone) 第1章のデータ
語彙リスト
読者がひっかかりそうな単語・熟語がまとめられています。
参照マークがついている単語・熟語には、さらに詳しい説明があります。
背景情報
イギリスの社会文化
ハリーポッター の魔法世界
例:crisps
日本の「ポテトチップス」はアメリカ英語のpotato chipsから来ています。イギリスではcrispsと呼ばれています。(crispy=パリパリっとした)
ハリポタ学習法
僕が、TOEIC満点(990点)、英検1級、英会話マスターのために考えた学習法です。『ハリーポッター』(映画)、『Harry Potter』(J. K. Rowling)の多聴・多読で、リスニング力、リーディング力をつけるというものです。
つまり、以下のStep1とStep2を繰り返します。Step1.5は『Harry Potter』(J. K. Rowling)多読のための補助です。『「ハリーポッター 」が英語で読める本』もそのStep1.5のひとつです。
Step 1:多聴と視覚イメージ
『ハリーポッター』(映画)
『ハリーポッター』(映画)によって、『Harry Potter』(J. K. Rowling)に挑戦するための視覚イメージができます。小説をあまり読んだことがない人にとっては、『ハリーポッター』(松岡佑子・訳)でさえ物語の中に入り込むのは難しいのではないでしょうか?リスニング力もつけられるので効率的だと思います。
Step 1.5:多読のための補助
「ハリーポッター 」が英語で読める本
『「ハリーポッター 」が英語で読める本』を読むことで、単語・熟語やイギリスの社会文化を理解でき、『Harry Potter』(J. K. Rowling)挑戦を手助けしてくれます。
『Harry Potter』(J. K. Rowling)の8割くらいは中学校、高校1、高校2年生レベルで書かれています。この本でさらにその割合を増やすといいでしょう!
それでもわからない単語・熟語に遭遇することがあると思いますが、個々の単語にとらわれず物語全体の流れをつかむことが大事です。知らない単語をひとつひとつ調べていては、最後まで読みきれないでしょう。
『ハリーポッター』(松岡佑子・訳)
小説には、映画ではわからない細かい描写や、映画には出てこないシーンなどが出てくるので、確認してみるといいでしょう。Kindle Unlimitedで読む放題です!
Step 2:多読
『Harry Potter』(J. K. Rowling)
Step1とStep1.5によって、原書に挑戦するハードルが下がっているでしょう。原書もKindle Unlimitedでほとんど読む放題です。
まとめ
『「ハリーポッター」が英語で読める本』の紹介記事でした!
J. K. Rowlingはイギリス人なので、イギリスの社会文化を理解することで「ハリーポッター」をより楽しめると思います。例であげたcrisps(ポテトチップス)など、友達に話したくなるような豆知識も知ることができます。
そのような知識は、イギリスに旅行に行く時などにも役立つのではないでしょうか?イギリスにはハリーポッター関連の観光スポットがたくさんあるので、機会があれば訪れてみてはいかがでしょうか!
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