こんにちは、ひらがなくまです。
仮定法といえば「仮定法過去」と「仮定法過去完了」です。
仮定法過去では「if節」も「帰結節」も、現在のことを表しますよね。
・現在×現在
仮定法過去完了はどうでしょうか?
実は仮定法過去には2つの形があり、この2つは「帰結節」が異なります。
一方の「帰結節」は過去のことを表して、もう一方の「帰結節」は現在のことを表します。
・過去×過去
・過去×現在
仮定法過去&仮定法過去完了の形
仮定法過去&仮定法過去完了は「最重要の仮定法」です。
形は3つだけなので暗記してしまうといいでしょう。
仮定法過去は「現在×現在」、仮定法過去完了は「過去×過去」と「過去×現在」の時制になります。
仮定法過去
if + 主語 + 過去形, S + would 原形(現在×現在)
If I had money, I could buy the Porsche.
仮定法過去完了
if + 主語 + had 過去分詞, S + would have 過去分詞(過去×過去)
If I had saved more money, I would have been able to buy a new car.
if + 主語 + had 過去分詞, S + would 原形(過去×現在)
If I had practiced more, I might be able to speak Japanese fluently.
*帰結節の「would」は「might」や「could」に言い換え可能です。
if節は「リアルじゃないこと」、帰結節は「ありえる結果」
if節は「リアルじゃないこと」、帰結節はそれに対する「ありえる結果」を表します。
仮定法過去完了(過去×過去)だったら、「リアルじゃなかったこと」(過去)→「ありえた結果」(過去)。
仮定法過去完了(過去×現在)だったら、「リアルじゃなかったこと」(過去)→「ありえる結果」(現在)。
The Japan Times Alphaのあるコラムによる「仮定法過去完了」の説明です。
・an unreal event or action in the past(if節)
・the possible result of that event or action(帰結節)
仮定法は現実とは反対のこと
if節は「リアルじゃないこと」、帰結節はそれに対する「ありえる結果」ということは、仮定法は「現実とは反対のこと」を表しているということです。
言い換えると「現実は仮定法の反対」ということです。
仮定法過去(現在×現在)
If I had money, I could buy the Porsche.(仮定法)
= I don’t have money, so I can’t buy the Porsche.(現実)
仮定法過去完了(過去×過去)
If I had saved more money, I would have been able to buy a new car.(仮定法)
= I didn’t save money, so I wasn’t able to buy a new car.(現実)
仮定法過去完了(過去×現在)
If I had practiced more, I might be able to speak Japanese fluently.(仮定法)
= I didn’t practice more, so I can’t speak Japanese fluently now.(現実)
仮定法は英会話で必要?
仮定法は「現実とは反対のこと」であると説明しました。
仮定法を使うのが難しければ、「現実」で伝えればいいと思います。
If I had practiced more, I might be able to speak Japanese fluently.(仮定法)
→ I didn’t practice more, so I can’t speak Japanese fluently now.(現実)
最初のうちは現実で伝えて、英会話に慣れてきたら、少しずつ仮定法を使ってみるのはいかがでしょうか。
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まとめ
仮定法過去&仮定法過去完了の3つの形は、暗記してしまうといいと思います。
仮定法過去
if + 主語 + 過去形, S + would 原形(現在×現在)
仮定法過去完了(過去×過去)
if + 主語 + had 過去分詞, S + would have 過去分詞(過去×過去)
仮定法過去完了(過去×現在)
if + 主語 + had 過去分詞, S + would 原形(過去×現在)
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