ひらがなくまです。
仮定法は１番難しい文法の１つでしょう。
仮定法には「仮定法過去」や「仮定法過去完了」の他に、「仮定法現在」や「仮定法未来」もあります。
この記事では「仮定法現在」についてまとめているので、しっかりと理解してください。
仮定法現在のルール
提案・要求・主張・命令を表す動詞に続くthat節内では、「should V」もしくは「動詞の原形」が使われます。
- 提案・要求・主張・命令を表す動詞 ＋ that ＋ should V
- 提案・要求・主張・命令を表す動詞 ＋ that ＋ 動詞の原形
仮定法現在をとる動詞一覧
これらが提案・要求・主張・命令を表す動詞で、仮定法現在をとります。
- suggest：提案する
- recommend：推薦する
- demand：要求する
- propose：提案する
- insist：主張する
- order：命じる
- advise：忠告する
- require：必要とする
仮定法現在が使われている例文
例文から仮定法現在の感覚を掴んでください。
The university recommends that student clubs (should) accept the responsibility for cleaning up after the rugby match is finished.
大学は、ラグビーの試合終了後に学生のクラブが掃除する責任を引き受けるように奨励している。
Simon demanded that he (should) be given his uncle’s watch for his memory.
サイモンは、思い出に彼のおじさんの時計をくれるよう要求した。
Tom demanded that his sister (should) return the key to his car by tonight.
姉が車の鍵を今夜までに返すようトムは要求した。
The customer demanded that the meat (should) be cut in his presence.
その客は目の前で肉を切るように要求した。
I proposed that the plan (should) be abolished.
私はその計画をやめるように提案した。
John proposed that Mary (should) study harder.
ジョンはメアリーにもっと一生懸命勉強するように提案した。
The city council proposed that a new shopping center (should) be built.
市議会は新しいショッピングセンターを作ることを提案した。
The doctor insisted that his patient (should) take it easy for two months.
医者は２ヶ月間安静にすべきだと患者に言った。
The Government ordered that the price of household soap (should) be reduced by tow pence.
家庭用石鹸の価格を２ペンス下げるように政府は命令した。
「should」を省略すると、主語の後にいきなりbe動詞がきたり、主述が一致しない形になることがあります。
そういった英文に出会ったら、「should」が隠されていることを意識するといいでしょう。
まとめ
仮定法現在は、その他の仮定法に比べて簡単に理解できると思います。
仮定法現在の「ルール」や「動詞一覧」を覚えて、「例文」で感覚を掴んでください。
